東京都八王子市にて月一回の「巻き寿司やさん」を2021年1月〜2023年1月までオープンしておりました。
2年間の間にたくさんの生産者さんとより深く繋がることができ、またお召し上がり頂きました皆様からは温かいメッセージを頂いたり、また生産者さんと直接繋がったりと巻き寿司を通して、様々な気づきやドラマがありました。
お店での販売形式は一旦は終了しましたが、
巻き寿司は生産者さんが日々注いだ愛情を巻き込める日本の伝統的な料理です。
無限大の可能性を秘めた巻き寿司の世界をこれからも発信し続けたいと思います。
2023年1月
色とりどりの食材を巻き込んでいる姿と個性豊かな生産者さんがいらっしゃる姿をイメージしてみました。
たくさんの栄養とたくさんの愛情をお届けできますように。
東日本大震災をきっかけに生まれた東北食べる通信(食材付き情報誌)に2015年に出会い、
食卓で「いただきます」と発する更なる奥には生産者さんがいらっしゃるということを教えて頂きました。
世の中には沢山の食材が溢れている様に見えます。
どこへ行ってもびっちりと食材が並んでいる様に見えます。
でも、それもこれも予想とは違う形相を見せる自然と日々向き合いながら、どなたかが一生懸命作っている食材の数々だったんですよね。
ここに気づいてから、私の食への関心が変わりました。
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どなたが食べ物を作っているのか?
どんな食べ物を作っているのか?
どんな土地で作っているのか?
どんな風に作っているのか?
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食べ物一つ一つが奥深く
知ると楽しくなります。
知るとより大事に扱う様になります。
知るとより味わう様になります。
その結果、より美味しくなるんです。
だから、知らないのは勿体無い!
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私なりに生産者さんや食材をお伝えする方法を模索し、巻き寿司という調理方法に辿り着きました。
日本の主食であるお米で色んな食材をくるりと巻き込んだ「巻き寿司」という日本の伝統食。
その一本には沢山の方々の想いが巻き込め、食べ合わせも楽しめます。
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私は寿司職人ではありませんが、ここ5年ほど毎日のように巻いてきました。
いくつ巻いても一期一会!
日々、新しい発見と美味しさがあります。
自画自賛という訳ではなく、それだけ食材には味があるということです。
ダイコン、ニンジン・・沢山の品種があるにも関わらず
ひとくくりにダイコン、ニンジンと呼んでしまうのはあまりにも寂しく
もっと言うと育った土地、生産者の手、収穫した時期によって
ひとつとして同じ味のものはないのではないかと思っています。
私がここ6年くらいの間に出会った生産者の皆様の素晴らしい食材たち。
巻き寿司にして、私が日々感じる新しい発見や美味しさをお伝えできたらと想いを募らせました。
2021年1月31日(日)11時
「巻き寿司やさん」をオープンいたします!
※実店舗での販売は終了いたしました。
現在、巻き寿司やさんは出張形式やイベント参加を通して、活動しています。